北山吉川歯科クリニック:京都市北区:審美歯科/歯列矯正/入れ歯(義歯)/インプラント(人工歯根)/ホワイトニング(漂白):アメリカ式歯科治療
これは、31歳の男性の歯のレントゲン写真です。決して、特別に悪い状態ではなく、悪いところの自覚症状もありません。ただ「抜歯したところが2年ほどそのままになっているので気になる」といって来院されたのです。
何が失明を引き起こす
このお口の中は、自覚症状がないにもかかわらず、大切な歯が急速に失われていく状態にあります。反面、質の良い適切な治療を受ければ、その後それ以上に歯を失わなくてもいい状態でもあります。
このケースを含め一般に言えることは、「なぜ、以前に抜歯に至り歯を失ったか、また、同じことを防ぐにはどうすればいいのか」を知った上で治療を受けなければならない、ということです。これが、その後のお口の健康を保つのに重要になってきます。
ここで、骨のがんがに広がるのでしょうか?
写真の右側を見てください。上・奥の3番目の歯が抜けています。これは、2年ほど前に、腫れがきつくなって別の歯科医院を受診した際に「抜く以外の方法はない」ということで抜歯されたとのことです。抜歯後に、根の先の膿の袋の跡が丸くへこんで残っています。左側も見てください。ここも奥歯がないのは、同じ様な経過があったかと思われます。
さらにこれ以上、本来の歯を失うことがないようにしたいものです。しかし、写真の右下一番奥・右上一番奥・四番目の3本で、歯の根の先の顎を溶かしている同じ感染の状態の歯が見られます。
私の足が腫れて、彼らは傷ついている
この時点で歯の根の治療を受ければ、歯は抜歯にいたることはなく、また健康な状態に戻ります。しかし、そのまま放置すると、歯を失うだけでなく全体のかみ合わせにまで影響が出ます。
実際、右上の一番奥の歯が飛び出してきています。左上の歯がないところの両隣の歯も横にずれており、そこにかみあう下の歯も飛び出してしまっています。
このようにどんどん歯が悪くなっていくことは悲しいことですが、よく見られることなのです。このような状態にならないようにする治療、または、このような状態から抜歯を回避して健康な状態にさせることができる治療、これが「質の良い治療」といえます。
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